メタルフリー治療

金属を使わないので体に優しく
見た目にも自然で、美しい最新の治療法

金属アレルギーの方でも安心できるメタルフリー治療

保険の適用対象となる銀の詰めものや被せものは、比較的安価で使い勝手も良いことから長い間多くの歯科医院で使われてきました。

しかし、近年「口を大きく開けたときに見た目が気になる」と相談に来られる方が増えてきています。

また、審美的な問題だけに限らず、素材によっては金属アレルギーの心配も指摘されていることから、当院では、末永く健康でいられるよう金属を使わないメタルフリーの診療を推進しております。

金属アレルギーの方でも安心できるメタルフリー治療

メタルフリーを勧める理由

メリット1金属アレルギーの心配がない

金属アレルギーによって脱毛や皮膚疾患などの心配がありますが、メタルフリー治療は身体に害を及ぼしません。

メリット2歯に負担をかけない

メタルフリー治療に使われる素材は天然歯に近いため、日常生活での噛む動作を行う際に他の歯に負担をかけません。

メリット3黒ずみがない

通常の保険診療で使われる素材は、時間が経過すると経年劣化により金属の成分が溶けて、歯肉の黒ずみが目立ってきます。メタルフリー治療には、それがありません。

メリット4詰め物が気にならない

食事の際に銀歯が目立つなどの心配がありません。人前で大きく口を開けて笑うことができます。

金属アレルギーについて

金属アレルギーの現状

日本国内で金属アレルギーの危険性を潜在的に抱えている方は、約1000万人以上存在すると言われています。

これは金属アレルギーの特徴として、症状がすぐに確定できるものから、なかなか確定できないものまで幅広いことにあります。

そして、その金属アレルギーの要因として、歯科診療で使われる金属が影響しているのです。

長い間使用している内に金属の成分が溶け身体に蓄積し、様々な悪影響を及ぼすと言われています。

金属アレルギーの症状

詰め物や被せ物の金属が劣化したり、唾液によって成分が溶け出したりすると、唾液の中に含まれているたんぱく質と結合し、アレルゲンの発生原因となります。

免疫が過剰反応を引き起し、皮膚疾患や痒み。そして目眩や頭痛、自律神経失調症など様々な不定愁訴(診断が確定できない病気の総称)の要因になっているとも言われています。

また、金属アレルギーではなかった患者さんでも、何年か経過してから突然発症するケースもあり、注意が必要です。

皮膚炎(全身性)頭痛歯肉炎
舌炎粘膜のただれ・発赤・腫脹口内炎
紅斑掌蹠膿疱症肩こり
味覚異常手足の水泡めまい

メタルフリー治療の種類と素材

セラミック

汚れや色素沈着がなく、劣化もしない天然歯に近い特徴を持っています。また長い時間経過しても、金属と違い歯の黒ずみなども発生しません。耐久性にも優れており、おすすめです。

ジルコニア

「人工ダイアモンド」とも呼ばれており、生体的適合性が高く、強度、審美面とともに優れています。

CAD / CAM (保険適用)

プラスチックにセラミックの粉末を混ぜた素材。見た目も優れています。経年で変色や着色が出てきます。 ※ 臼歯部への保険適用条件あり。

ファイバーコア

歯を神経を抜いたあとには、通常の被せものではなく、人工的な補強装置を利用して、土台作りが必要です。それをファイバーコアと呼びますが、当院ではこの場合も樹脂を利用し、メタルフリーを徹底しております。

※保険適用のCAD/CAM冠とは

メタルフリー治療で使用されるCAD/CAM冠とは「ハイブリッドレジン」と呼ばれる素材でできてきます。これはレジン(歯科用プラスチック)にセラミック粒子を混ぜた材料です。強度や見た目をある程度両立した材料です。CAD/CAM冠も白い見た目ですが、ややのっぺりした印象になります。耐久性としてCAD/CAM冠は強度の限界があり、歯ぎしりや食いしばりが強ければ欠けてしまったり外れてしまうリスクがあります。CAD/CAM冠はやや柔らかく表面のなめらかさも劣るため、時間が経つにつれて着色や汚れが付きやすく、これらの汚れが原因で二次むし歯のリスクが高まることがあります。

セラミック治療が、なぜ虫歯(カリエス)のリスクを下げるのか

「虫歯治療→二次カリエス→虫歯治療」を繰り返しおこなうことを修復サイクルと言います。再治療を繰り返すたび自分の歯は失われ抜歯へと近づいていきます。削る量が少ない治療法であっても耐用年数が短いと再治療の頻度が増え結果、多くの歯を失うこととなります。

1. 汚れ(プラーク)がつきにくい

金属(銀歯など)の表面は、顕微鏡レベルで見るとザラつきがあり、さらに静電気を帯びやすい性質を持っています。そのため、虫歯の原因となるプラーク(細菌の塊)が磁石のように吸い寄せられてしまいます。

一方、セラミックやジルコニアは、表面が非常に滑らかで、お皿のようにツルツルしています。

  • 汚れが滑り落ちやすい
  • 静電気を帯びないため細菌が定着しにくい

結果として、日々のブラッシングで汚れを落としやすくなり、清潔な状態を保てます。

2. 「銀歯の劣化」による隙間を防ぐ

金属は、お口の中という過酷な環境(熱いもの、冷たいもの、強い噛み合わせ)で長年使っていると、少しずつ変形したり、接着剤が溶け出したりします。

二次カリエスの防止: 金属と歯の間に目に見えない小さな隙間ができると、そこから細菌が入り込み、詰め物の下で虫歯が再発します。これを「二次カリエス」と呼びます。

高い密着性: 最新のセラミック治療では、歯と化学的に強力に接着する材料を使うため、隙間ができにくく、細菌の侵入をシャットアウトします。

3. 歯茎の健康(メタルタトゥーの回避)

金属成分が溶け出すと、歯茎が黒ずむ(メタルタトゥー)だけでなく、炎症を起こして歯茎が下がってしまうことがあります。歯茎が下がると歯の根っこが露出し、そこから虫歯になるリスク(根面う蝕)が高まります。

メタルフリーであれば金属の溶け出しがないため、歯茎を健康な位置にキープしやすくなります。

項目金属(銀歯など)メタルフリー(セラミック等)
表面の状態傷つきやすく汚れが溜まるツルツルで汚れを弾く
精密度経年劣化で隙間ができやすい歯と一体化し、隙間ができにくい
清潔さプラークが吸着しやすいプラークが付着しにくい

自分の歯を長く維持する為には耐用年数の長い治療を選び修復サイクルをできるだけ長くすることです。同時に予防処置をしっかりおこない歯を失うリスクを抑えましょう。

セラミックの特徴

特徴1セラミックは身体にやさしい

セラミック素材は生体親和性が高く、身体に優しいので安心です。

特徴2金属アレルギーの方でも大丈夫

金属が含まれないため、金属アレルギーの体質のかたでも安心してご利用いただけます。

特徴3自然な仕上がりを実現

セラミックは治療時に周りの歯の色さと色調を揃えることができます。そのため、治療のあとも、天然歯と遜色がなく周囲に気づかれることがありません。

特徴4着色や汚れが付きにくい

保険診療で適用されるレジンと違い、長い間使用しても着色や汚れが付きにくいので安心です。

特徴5歯ぐきに黒ずみが起きません

保険適用の素材と違い、長年使用しても金属が腐食しないので歯肉の黒ずみを予防できます。

特徴6耐久性に優れているため長持ち

セラミックは強度があり、耐久性にも優れています。そのため、長い間使用可能です。